郷田八郎はどんな遊びも、どんな職業も、何をやってみても、いっこうにこの世が面白くないのでした。 ここで郷田は金之助と出会い、ジャーナリズム、ことさら「探偵推理」というものに興味を持つようになる。 そんな郷田が「探偵の真似事」を楽しんでいたさなか、建物には屋根裏という場所があることに気づく。